![]() ブロッキング部材の制御方法および装置
专利摘要:
本発明は、具体的には車両、特にオートバイにおける具体的にはステアリング・コラム(30)である、機能上必須である構成要素(30)のブロッキング部材(11)の制御方法であって、ブロッキング部材(11)をロック位置(1)およびロック解除位置(2)さらにはその逆に移動可能である駆動部(20)を備え、ブロッキング部材(11)は、前記ロック位置(1)において機能上必須である構成要素(30)に対して機械的に係止しており、ロック解除位置(2)において機能上必須である構成要素(30)から分離されており、ユーザによる所定の始動動作によってロック工程が開始され、その際にブロッキング部材(11)がロック解除位置(2)からロック位置(1)へと移動される。本発明においては制御ユニット(40)により監視が実施されることによって、ブロッキング部材(11)のロック位置(1)が妨げられるような、構成要素(30)の位置異常の可能性を確認することが可能となるため、始動動作にもかかわらずブロッキング部材(11)がその後に元のロック解除位置(2)につく。 公开号:JP2011514865A 申请号:JP2010550144 申请日:2009-03-05 公开日:2011-05-12 发明作者:ウィットワー・ディルク;クライン・マティアス;ゲュルデン・アルミン;ジーモン・ヨルグ;シンドラー・ミルコ;シンドラー・ヨアヒム;メニグ・シュテファン 申请人:フーフ・ヒュルスベック・ウント・フュルスト・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲーHuf Hulsbeck & Furst Gmbh & Co. Kg; IPC主号:B60R25-0215
专利说明:
[0001] 本発明は、具体的には車両、特にオートバイにおける具体的にはステアリング・コラムである、機能上必須である構成要素のブロッキング部材の制御方法であって、ブロッキング部材をロック位置およびロック解除位置さらにはその逆に移動可能である駆動部を備え、ブロッキング部材は、前記ロック位置において機能上必須である構成要素に対して機械的に係止しており、ロック解除位置において機能上必須である構成要素から分離されており、ユーザによる所定の始動動作によってロック工程が開始され、その際にブロッキング部材がロック解除位置からロック位置へと移動される方法に関する。] 背景技術 [0002] 従来技術からは、特に車両のステアリング・コラムのためのブロッキング部材の制御方法が公知であり、これらにおいて駆動部を介してロック位置およびロック解除位置さらにはその逆に移動可能であるブロッキング部材が設けられる。このような装置は、例えば電気機械式のステアリング・ロックの枠組みの中で用いられ、この場合ブロッキング部材はロック解除位置において装置のできる限り内側に存在してステアリング・コラムに係止しない。これに対してロック位置においては、ブロッキング部材が装置から突出してステアリング・コラムと作用関係の状態にあることによってステアリング・コラムがロックされた位置を保持するようにする。例えばステアリング・コラムの位置異常が生じることがあり、その場合には例えば装置から外に出る際にブロッキング部材がステアリング・コラムの歯に当たるなどしてブロッキング部材が望まれない形でステアリング・コラムをロックすることができないということが予測に反して判明した。オートバイのステアリング・ロックにおいて、ブロッキング部材がロック解除位置を離れているもののステアリング・コラムの位置異常によってロック位置には至っていないような状態が存在する場合、ユーザはまだオートバイを動かすことが可能であるが、その場合不利な形でオートバイの移動によってブロッキング部材がステアリング・コラムに対して後の時点において係止してしまう可能性がある。この望まれない、後の時点におけるブロッキング部材の係止によって、ユーザがオートバイごと転倒するようなことが引き起こされる可能性がある。] 発明が解決しようとする課題 [0003] 本発明の課題は、前述の欠点を解決し、具体的にはユーザの安全性を向上させるような、前述の類のブロッキング部材の制御方法および装置を提供することである。] 課題を解決するための手段 [0004] この課題を解決するために、請求項1の特徴を有する方法が提案されている。従属請求項において好ましい変形例が実施される。] [0005] そのために、本発明においては制御ユニットによって監視が実施されることにより、ブロッキング部材のロック位置が妨げられるような、構成要素の位置異常の可能性を確認することが可能となるため、始動動作にもかかわらずその後ブロッキング部材が元のロック解除位置につく。この構成要素は、自動車、オートバイまたはクワッドバイクの要素であり得る。本発明によって、長期的に2つ以上のブロッキング部材の位置が生じることが防止される。始動動作によってロック位置が開始されると、いくつかの場合においては構成要素がブロッキング部材のロック位置として正確な位置をとらない可能性がある。この場合、ブロッキング部材の機能上必須である構成要素に対する機械的係止が生じない。この構成要素は、例えばブロッキング部材が自身のロック位置において係止する凹部を備えるステアリング・コラムとして構成され得る。ステアリング・コラムに位置異常の可能性が生じた場合、始動動作後においてブロッキング部材は、前述の凹部に進入せず、例えば凹部に隣接する領域(歯など)に接触する。このブロッキング部材の望まれない宙に浮いた状態は、制御ユニットによって検知されることによって、再度自身の元のロック解除位置へと移動するように制御される。これによってブロッキング部材が中間位置から望まれず且つ無意識のうちにロックされることが効果的に防止され得る。ステアリング・コラムの位置異常は、例えばオートバイのハンドルバーが自身の対応する位置にない場合に生じることがある。ロック工程を始動するための意識的な動作は、例えばボタンの押圧、電気機械的ステアリング・ロックから鍵を引き抜くことによって実施され得る。] [0006] 構成要素の位置異常の可能性は、例えば直接ブロッキング部材の位置を介してチェックすることが可能である。制御ユニットは、ロック工程においてブロッキング部材がどの程度ロック位置が得られている、所定の突出位置にあるかどうかをチェックすることが可能である。ブロッキング部材のロック位置が得られている場合、構成要素の位置異常が存在しないと推察することが可能である。] [0007] これに代えて直接制御ユニットによって構成要素、具体的にはステアリング・コラムの位置を特定することも当然考えられる。同様に、ロック工程において制御ユニットが駆動部の状態変数を取得または特定することによって構成要素の位置異常の可能性を確認することも可能である。例えば、駆動部が電気モータとブロッキング部材と機械的作用関係にある変速装置とを備える場合、変速要素のうち1つ、具体的には状態変数として機能する駆動ギアまたは出力ギアの位置に基づいて機能上必須である構成要素の位置異常の可能性を推察することが可能である。] [0008] 本発明の可能である実施形態において、制御ユニットは始動動作によって制御および作動される。このことは、ユーザが車両をロックするために意識的な動作の後に初めて機能上必須である構成要素の位置がチェックされるということを意味する。これに代えておよび/またはこれに加えて、本発明における他の実施形態において、構成要素における位置異常の可能性の恒常的な監視が実施されることも当然考えられる。] [0009] 本発明における方法は、構成要素の位置異常が検知された後にブロッキング部材がロック解除位置とロック位置との間にある中間位置からロック解除位置へと戻されるという可能性を含む。この実施形態においては、ユーザによる始動動作の後、ブロッキング部材のロック解除位置からロック位置への対応する動作と制御ユニットによってどの程度構成要素の位置異常が存在するか否かの監視とが並行して実施される。位置異常が存在してしまう場合、そこからブロッキング部材を中間位置からロック解除位置へと戻す動作が実施される。可能である実施変形例において、構成要素の位置異常が検知された後にユーザが始動動作を実施してもブロッキング部材が自身のロック解除位置に不動のまま留まるようにすることも可能である。この場合、機能上必須である構成要素の直接の位置決定によって位置異常の可能性が特定される。機能上必須である構成要素がブロッキング部材のロック位置にとって正しい位置にあるという積極的なレスポンスがあって初めて、ブロッキング部材を自身のロック解除位置からロック位置へと移動させるための制御が実施される。積極的なレスポンスがない場合、ブロッキング部材は不動のまま自身のロック解除位置に留まる。] [0010] 制御手段は、具体的には自身の電気特性の所定の変化によってセンサ信号を生成するセンサ要素を有し、この信号によって構成要素の位置異常の可能性を確認するようにできることが好ましい。この目的のために、具体的にはアナログセンサ、バイナリセンサまたはデジタルセンサなど、異なるセンサを用いることが可能である。好ましい実施変形例において、インダクタンス、抵抗またはキャパシタンスを変化させることによって前述のセンサ信号が生成される。センサ要素は、例えば磁界センサ、圧力センサまたは光学センサとして構成され得る。] [0011] さらに、前述の課題は、請求項11の特徴を有する装置によって解決される。従属請求項12〜17において好ましい実施形態が示されている。] [0012] 自身の内部において駆動部、ブロッキング部材および制御ユニットが設けられるハウジングが設けられることが好ましい。あるいは、制御ユニットをハウジング外、具体的には機能上必須である構成要素の近傍に設けることによってその位置を監視するようにすることも可能である。機能上必須である構成要素は、好ましくはユーザによって左側および右側の停止位置へと可動であるステアリング要素に対して連結されており、この場合これらの停止位置においてのみブロッキング部材のロック位置を得ることが可能である。連結要素が前述の停止位置のうちいずれにも存在しない場合、本発明においては機能上必須である構成要素の位置異常が存在する。制御ユニットがこの位置異常を検知するため、所定の始動動作によってブロッキング部材はロック位置に到達することができない。機能上必須である構成要素、具体的には、ブロッキング部材が自身のロック位置においてこれらの内部にロックする形で係止することが可能であるオートバイまたはクワッドバイクのステアリング・コラムは、2つの受け部のみを有することが好ましい。] [0013] 本発明による装置は、電気的/電気機械的ステアリング・ロックとして使用され得、その場合、この装置は特に「キーレス・エントリー・システム」と称されるものとも問題なく組み合わせることが可能である。本発明による装置は、例えば無線信号によって、または実施されたデータ交換の後に作動され得る。その際、本発明は、当該装置が確実に機能上必須である構成要素、具体的にはステアリング・コラムをブロックしているか否かに関するレスポンスを当然可能にする。このことは、例えば車両における視覚的または聴覚的な通知装置によって表すことが可能である。] [0014] 本発明の利点、特徴および詳細は、以下において図面を参照しながら本発明の複数の実施例を個々に説明している明細書から明らかとなるものである。なお、請求項および明細書において記載された特徴は、それぞれ個々にまたは任意の組み合わせにおいて本発明に固有のものである。] 図面の簡単な説明 [0015] 本発明によるブロッキング部材制御装置を純粋に概略的に示す図である。 ステアリング・コラムの位置異常の可能性を監視するための制御ユニットの可能である実施形態を示す図である。 光学センサとして構成されている制御ユニットの他の実施形態を示す図である。 二部構成を有するブロッキング部材に配置されている制御ユニットの他の変形例を示す図である。 制御ユニットの他の構成の可能性を示す図である。 ブロッキング部材における制御ユニットのさらに他の実施変形例を示す図である。 本発明によるブロッキング部材の制御方法を示す概略図である。] 実施例 [0016] 図1は、機能上必須である構成要素30のブロッキング部材11を制御するための装置10の可能である実施例を純粋に概略的に示している。ここでの構成要素30は、オートバイのステアリング・コラム30である。この装置は、変速装置22と電気モータ21とを有する駆動部20を備える。変速装置22は、ブロッキング部材11と機械的連結関係にあり、図1においてブロッキング部材11は、ロック位置1にある。変速装置22を介してブロッキング部材11がロック位置1から並進運動によって上方の、図1において点線で示されているロック解除位置2へと可動である。ロック位置1においてブロッキング部材11は自身の自由端においてステアリング・コラム30の溝31へと突入していることによって、ステアリング・コラム30がブロックされている。これに対してロック解除位置2においてブロッキング部材11はステアリング・コラム30から解除されている。] 図1 [0017] 本実施例において、ブロッキング部材11は、金属、具体的には鋼鉄製である。素材の厚さは、可能な限り素材の破壊が排除されるような寸法にされる。他の実施形態においてはブロッキング部材11を射出成型によって製造することが可能である。本実施例においてブロッキング部材11の自由端はその輪郭が曲線的に形成されていることによって、ブロッキング部材11がステアリング・コラム30の溝31に対して容易に係止することが可能となる。他の図示されない実施形態においては、ブロッキング部材の自由端を鋭角に形成することも可能である。] [0018] 変速装置22は、明確には図示されていないものの、例えば多段的に構成され得る。この場合、変速装置22は、直接ブロッキング部材11に対して作用する駆動ギアを備えることが可能である。駆動ギアは、例えば電気モータ21によって駆動されるウォームギアを介して駆動され得る。] [0019] さらに、装置10はハウジング12を備え、その内部において駆動部20、ブロッキング部材11および制御ユニット40が設けられる。ここで制御ユニット40は、ステアリング・コラム30の位置を監視するために機能する。なぜならば、ステアリング・コラム30が自身の溝31においてブロッキング部材11に対して正しい位置を有する場合にのみ、ブロッキング部材11のロック位置1が実現されるからである。溝31がブロッキング部材11のロック位置1にとって必要な、対応する位置を有しない場合、ユーザによる所定の始動作動の後、ブロッキング部材11は、ブロッキング部材11がステアリング・コラム30に対して解除されているロック解除位置2からステアリング・コラム30の歯32または縁に向かって移動する。ここでブロッキング部材11は、ロック解除位置2とロック位置1との中間にある中間位置3にある。制御ユニット40により検知されるステアリング・コラム30の位置異常によってブロッキング部材11を中間位置3からロック解除位置2へと戻す動作が実施される。] [0020] 始動動作は、ユーザによって意識的にスイッチ13を介して実施される。これによって駆動部20を介してブロッキング部材11が自身のロック解除位置2からロック位置1へと並進的に移動される。制御ユニット40は、図1において概略的に示されているように、多様な方法によってステアリング・コラム30の位置異常の可能性を確認することが可能となる。例えば、制御ユニット40はロック工程の間におけるブロッキング部材11の突出位置によってロック位置1が得られたか否かをチェックすることが可能である。ブロッキング部材11がロック解除位置2から離れたもののロック位置1に到達しておらず、例えば中間位置3にある場合、このことによってステアリング・コラム30の位置異常が存在することを推察することが可能となる。] 図1 [0021] 他の実施形態において、制御ユニット40は直接ステアリング・コラム30の位置を特定することによって位置異常の可能性を検知することが可能である。同様に考えられるのは、図1に同じく示されているように、駆動部20の特定された状態変数に基づいてステアリング・コラム30の位置異常の可能性を推察することである。例えば、制御ユニット40によって特定される、電気モータ21の電流が状態変数として機能し得る。本発明の装置の可能である構成例において、電気モータ21における電流が増加することによってブロッキング部材11がステアリング・コラム30の歯32の上に隣接する、中間位置3に存在することが推察され得る。] 図1 [0022] 制御ユニット40は、センサ要素41を有し得る。図2においてセンサ要素は、直接ステアリング・コラム30の溝31の領域において設けられているホールセンサ41.1として構成されている。ブロッキング部材11は、自身の自由端において永久磁石42を有する。ブロッキング部材11がロック位置1、すなわち溝31の中にある場合、ホールセンサ41.1によって溝31内における永久磁石42の位置が取得される。他の図示されない実施例において、ホールセンサおよび永久磁石を他の位置、具体的には本発明の装置のハウジングに設けることによってブロッキング部材11のそれぞれの位置を決定することが可能である。磁界センサの領域においては、非接触式であるために磨耗せずに働くリードスイッチや磁気共鳴センサなども同様に用いることが可能である。] 図2 [0023] 図3において、ここでは光学センサ40として構成されている制御ユニット40の他の実施例が示されている。ブロッキング部材11において位置マーキング14が設けられており、これらが光学センサ40によって非接触式に取得される。これによってブロッキング部材11の各位置1、2を取得することが可能となる。本実施例において、ブロッキング部材11の長手方向において連続して設けられる、交互に並ぶ複数の線からなる位置マーキング列が設けられている。この位置模様14においてブロッキング部材11の各位置がコーディングされているため、位置マーキング14を光学センサ40によってスキャンすることによってブロッキング部材11の現在位置を決定することが可能である。この例において、センサ40は、送信光を照射する送信機と受信光を受信する受信機と図示されない評価ユニットとを備える反射センサとして構成されている。この場合、送信機はLED、受信機は光ダイオードからなることが好ましい。評価ユニットは、マイクロプロセッサなどからなる。反射センサは、小さな寸法のハウジング内に一体的に設けられることが好ましい。濃い色の位置マーキング14を製造するために、例えばブロッキング部材11の該当する位置に自身の表面において終端する凹部を形成することが可能である。これら凹部は、浅い深さを有し、例えば放電加工などの適切である、素材を除去する方法によって形成される。これら凹部に対して、例えば陽極酸化などによって実施し得るような、濃い色の素材層を導入することによって濃い色の位置マーキング14が形成される。位置マーキング14における濃い色の素材層は、ブロッキング部材11の表面に比べて照射光線のうちわずかな割合しか反射しない。光センサ40は、例えば本発明における装置10のハウジング12に設けられ得る。これに代えて、光センサ40をステアリング・コラム30に固定してブロッキング部材11に対向させるようにすることも考えられる。] 図3 [0024] 他の実施変形例においては、ブロッキング部材11を二部構成にすることも考えられる。この場合、ブロッキング部材11は、とりわけ互いに対してバネ要素15を介して連結されている基礎部11.1と作動部11.2とからなる。図4において、ブロッキング部材11がロック位置1へと機能に沿って移動する、通常ケースが示されている。この場合、作動部11.2が自身の自由端においてステアリング・コラム30の溝31内に存在する。ステアリング・コラム30の位置異常が存在する場合、作動部11.2は自身の自由端において歯32の上に当たり、その場合基礎部11.1が駆動部20を介してさらに作動部11.2の方向に向かって移動し、図4において斜線で示されている位置につく。この場合、バネ要素15は、より強い力で圧縮される。図2同様、図4において示される本実施形態において制御ユニット40は、磁界センサとして構成されており、ホールセンサ41.1と永久磁石42とを備える。ここでは永久磁石42が基礎部11.1に、ホールセンサ41.1が作動部11.2に存在する。ブロッキング部材11がステアリング・コラム30の位置異常で歯に当たる場合、ホールセンサ41.1および永久磁石42がほぼ対向して位置することによって信号が生成され、これによってブロッキング部材11のロック位置1を実施できないことが確認され得る。] 図2 図4 [0025] 図5aおよび図5bにおいて制御ユニット40は、光学センサを備える。図5aにおいて空間的に分離された送信機要素および受信機要素41.3、41.4からなる一方向性光バリアとして機能する制御ユニットが示されている。ここでは、送信機41.3と受信機41.4との間における光線の中断が検知される。ここではセンサ・フィールドを可視光または赤外線によって駆動することが可能である。] 図5a 図5b [0026] 図5bにおいて制御ユニット40は、両方ともが共通のハウジング内に収容される送受信機要素41.5からなる反射光バリアとして構成されている。送受信機要素41.5から照射されたパルス状の光放射または赤外線放射は、同様にブロッキング部材11に設けられたリフレクタ41.6に対してブロッキング部材11が接近すると反射されて受信機要素41.5によって受信される。あるいはリフレクタ41.6は、同様に図5bにおいて設けられているように、ステアリング・コラム30の溝31の内部に設けられ得る。この場合、ブロッキング部材11はリフレクタ41.6と送受信機要素41.5との間において線状に可動であるように保持される。] 図5b [0027] さらに他の図示されない、本発明の変形例において、制御ユニット40は圧力センサとして機能するセンサ要素を有し得る。この場合、たとえばブロッキング部材11の自由端において固定されており、ブロッキング部材11の力、トルク、圧力、歪みまたは圧縮などを検知することが可能な歪みゲージを用いることが可能である。センサ要素の異なる実施変形例は、駆動部20、具体的には変速装置22、モータ21および/またはハウジング12に設けられ得て状態変数を特定することによって、ステアリング・コラム30の位置異常を直接または間接的に推察することが当然可能である。] [0028] 図6において、本発明によるオートバイのステアリング・コラム30のブロッキング部材11の制御方法が例示的に示されている。最初にステップ50にしたがってユーザがモータを所定の動作によってOFF操作した後、ステップ51において示されるように、まずはステアリング要素33を自身の停止位置のうちいずれかに移動するという、さらに意識的な動作を実施する必要がある。52においてオートバイのステアリング要素33が左側および右側の停止位置を有することが概略的に示されている。ステアリング要素33が両方の停止位置のうちいずれか一方に到達した場合にのみ、図1におけるブロッキング部材11のロック位置1が可能となる。ユーザがステアリング要素33を両方の停止位置のうちいずれか一方に移動した後、さらに別の意識的な始動動作53を実施することによって、ユーザがブロッキング部材11を自身のロック解除位置2からロック位置1へと移動することが可能であるロック工程を意識的に開始する。この始動動作53は、例えばステアリング要素33におけるスイッチ13によってもたらされ得る。ブロッキング部材11をロック位置1へと移動させる動作と並行して図1における制御ユニット40が指令されて監視55を開始し、ステアリング・コラム30の位置異常の可能性がチェックされる。ステアリング・コラム30の位置異常が存在しない場合、ブロッキング部材11はロック位置56へと到達する。これに対してステアリング・コラム30の位置異常が存在する場合、ブロッキング部材11をあり得る中間位置から元のロック解除位置2へと戻す動作が実施される。] 図1 図6 [0029] 当然、ユーザがステップ50においてモータをOFF操作し、さらに/あるいは51、52においてステアリング要素33の停止位置のうちいずれか一方が得られたかどうかという情報を制御ユニット40が取得することが考えられる。50、51および52のうちいずれか1つの条件が満たされていない場合、制御ユニット40は始動動作53をブロックし、ユーザが始動動作を意識的に行なった場合であってもロック工程が実施されないようにすることが可能である。すなわち、ブロッキング部材11は不動のまま、自身のロック解除位置2を保つことを意味する。] [0030] 1ロック位置 2ロック解除位置 3 中間位置 10 装置 11ブロッキング部材 11.1基礎部 11.2 作動部 12ハウジング 13 スイッチ、ボタン(電鍵) 14位置マーキング 15バネ要素 20 駆動部 21電気モータ 22変速装置 30ステアリング・コラム、構成要素 31 溝、受け部 32 歯 33ステアリング要素 40制御ユニット 41センサ要素 41.1ホールセンサ 41.3送信機、LED 41.4受信機、光ダイオード 41.5送受信機 41.6リフレクタ 42 永久磁石]
权利要求:
請求項1 具体的には車両、特にオートバイにおける、具体的にはステアリング・コラム(30)である、機能上必須である構成要素(30)のブロッキング部材(11)の制御方法であって、ブロッキング部材(11)をロック位置(1)およびロック解除位置(2)さらにはその逆に移動可能である駆動部(20)を備え、前記ロック位置(1)においてブロッキング部材(11)が機能上必須である構成要素(30)に対して機械的に係止しており、ロック解除位置(2)においてブロッキング部材(11)が機能上必須である構成要素(30)から分離されており、ユーザによる所定の始動動作によってロック工程が開始されて、その際にブロッキング部材(11)がロック解除位置(2)からロック位置(1)へと移動されるものにおいて、監視が制御ユニット(40)により実施されることによって、ブロッキング部材(11)のロック位置(1)が妨げられるような、構成要素(30)の位置異常の可能性を確認することが可能となるため、始動動作にもかかわらずブロッキング部材(11)がその後に元のロック解除位置(2)につくことを特徴とする方法。 請求項2 前記制御ユニット(40)が、ロック工程においてどの程度ブロッキング部材(11)はロック位置(1)が得られる、所定の突出位置についているかどうかをチェックすることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 請求項3 前記制御ユニット(40)が、始動動作によって制御されて作動されることを特徴とする、請求項2に記載の方法。 請求項4 前記構成要素(30)の位置異常が検知された後、前記ブロッキング部材(11)がロック解除位置(2)とロック位置(1)との間にある中間位置(3)からロック解除位置(2)へと戻されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。 請求項5 前記構成要素(30)の位置異常が検知された後、ユーザが始動動作を実施した場合であっても前記ブロッキング部材(11)が自身のロック解除位置(2)において動かずに留まることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。 請求項6 ロック工程において、前記制御ユニット(40)は、そこから前記構成要素(30)の位置異常の可能性を決定することが可能である駆動部(20)の状態変数を特定することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 請求項7 前記駆動部(20)が、電気モータ(21)と、ブロッキング部材(11)と機械的な作用関係にある変速装置(22)を備え、特に変速要素のうちいずれか1つの位置が状態変数として特定されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。 請求項8 前記電気モータ(21)の電流が状態変数として特定されることを特徴とする、請求項7に記載の方法。 請求項9 前記制御ユニット(40)が、具体的には自身の電気特性、具体的にはインダクタンス、抵抗またはキャパシタンスなどの所定の変化によってセンサ信号を生成するセンサ要素(41)を有し、この信号によって前記構成要素(30)の位置異常の可能性を確認することが可能であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。 請求項10 前記センサ要素(41)が、磁界センサ、圧力センサまたは光学センサであることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。 請求項11 具体的には車両、特にオートバイにおける、具体的にはステアリング・コラム(30)である、機能上必須である構成要素(30)のブロッキング部材(11)の制御装置(10)であって、ブロッキング部材(11)をロック位置(1)およびロック解除位置(2)さらにはその逆に駆動可能である駆動部(20)を備え、前記ロック位置(1)においてブロッキング部材(11)が機能上必須である構成要素(30)に対して機械的に係止しており、ロック解除位置(2)においてブロッキング部材(11)が機能上必須である構成要素(30)から分離されており、ユーザによる所定の始動動作によってロック工程が開始されて、その際にブロッキング部材(11)がロック解除位置(2)からロック位置(1)へと移動されるものにおいて、ブロッキング部材(11)のロック位置(1)が妨げられるような、構成要素(30)の位置異常の可能性を確認することが可能である制御ユニット(40)が設けられ、始動動作にもかかわらずブロッキング部材(11)がその後に元のロック解除位置(2)につくことを特徴とする装置。 請求項12 ハウジング(12)が設けられ、その内部において前記駆動部(20)、ブロッキング部材(11)および制御ユニット(40)が設けられることを特徴とする、請求項11に記載の装置。 請求項13 設けられたスイッチ(13)またはボタン(13)を作動することによって始動動作がもたらされ得ることを特徴とする、請求項11または12に記載の装置。 請求項14 ロック位置(1)においてブロッキング部材(11)は、自身の自由端において前記構成要素(30)の受け部(31)に係止し、その際に特に前記構成要素(30)は、2つの受け部(31)のみ有することを特徴とする、請求項11〜13のいずれか1項に記載の装置。 請求項15 前記構成要素(30)が、ユーザによって左側および右側の停止位置へと移動可能であるステアリング要素(33)に対して連結されており、前述の停止位置においてのみブロッキング部材(11)のロック位置(1)が得られることを特徴とする、請求項11〜14のいずれか1項に記載の装置。 請求項16 請求項1〜10のいずれか1項における方法にしたがって駆動可能である、請求項11〜15のいずれか1項に記載の装置。
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